切子職人 鍋谷 聰さん
「東亜硝子工芸株式会社〜六郷」
東亜硝子工芸株式会社
住所:仲六郷1-9-15
電話:03-3739-1312
商品問合:グラスフォレスト
電話:03-5748-7321
心地よい緊張感
「カットをしている時が心地よい」。硝子という“作品”に切子という“芸術”を加えていく、一瞬の気の緩みが“作品”に傷をつけてしまう・・・。そんな緊張感、集中力の中での作業がいつしか快感になった。切子職人として14年、いろいろな経験を乗り越え、卓越した者のみが味わえる感覚なのかもしれない。
硝子も量産できるものではなく、硝子職人の息の加減で一つ一つ厚みや癖が変わってくるので、硝子の見極めも職人に求められる。またカットも、文様に意味を持つ古典的なものから斬新な新しいものまであり、年間にすると150種類以上を作っているという。「極めるには一生かかるでしょう」と言うほど、需要が多種少量のため、多くのことを求められるのだ。
新たな試み
作品を制作するだけでなく、切子を身近に接する機会も約2か月に1度設け、伝統芸能の伝承にも努める。工場をオープンして職人と同じ道具を使う切子体験や、職人の作った作品を直接販売を行っているのだ。
切子が放つ美しい光の屈折、これからどのような新しいものを我々に届けてくれるのだろうか、期待がふくらむ。
